妊婦さんのときのドレス選び

婚礼衣装・洋装

ドレスコーディネーターの仕事をしていると、様々な系統のお客様が来店されます。私の場合個性的なお客様が回されることが多く、ギャル系でも、アニマル柄(ゼブラ、ヒョウ柄)が好きなお客様、ビビットカラーが好きなお客様、取り敢えず派手が好きなお客様、ディズニーのプリンセスのようになりたいお客様、ビジュアル系が好きでゴシック系にドハマりしたお客様、と様々なお客様を担当させて頂きました。    私自身、多様なスタイルの服を着ているので、担当して、色んな話をすることは楽しかったです。                      その中でも妊婦さんの時にどのようにして、ドレス選びをしていたか、ご紹介していきたいと思います。

 

妊婦さんのドレス選び

 

まず、接客に入る前にプランナーに新婦様が妊娠何週目になるのか?当日何週目に入るか?予め打ち合わせして、接客に入ります。

接客に入ったらまず新婦様を中心にカウセリングしていきます。通常と違い妊娠さんなので、まず、室内温度、寒くないか?熱くないか?具合が悪くないか?今日はどの衣装を試着していきたいか?等聞いていきます。

どの衣装を試着していくか?とは、ウェディングドレス、カラードレス、和装だったら白無垢、色打掛、ですね。カウセリングで当日何着お色直しするかは訪ねますが、なんせ、妊娠さんなので身体的にもデリケートです。どうしても接客中は新婦様優先になります。

※このことは新郎様にも接客中に許可を頂きましょう。自分は後回しされて、勘違いされる新郎様もいらっしゃいますので、状況と接客の順序を説明しながら行ったほうがいいです。

私がやってきた妊娠様のドレス選びは、まずドレスのサイズを確認しながらやっていきます。

出来れば同じデザインでサイズ違いがあれば最高にいいです!接客中はドレスのサイズが合っていても、お腹が大きく出る人もいれば、お腹が出ない人もいらっしゃいます。なので、出来れば1つ大きいサイズも取っておいたほうがいいでしょう。そして、後ろが紐で調節出来るものがいいです。そのほうがサイズ調整も出来るのであとの補正もスムーズに進みます。

【注意点】

最初に言ったとおり、新婦様のペースでドレスを選ぶこと。                  ドレスはサイズ違いが、あるものを紹介、おすすめしていく。                お腹を目立たせたくなければ、プリンセスラインかAライン、ベルライン等です。                       ドレスの背中は紐を選ぶことをおすすめする。チャックだとお腹の大きさの融通が効かなくなるので、補正の時も紐がおすすめ。

和装の場合

和装の場合サイズなどはありません。白無垢、色打掛どちらを着られるか?それとも両方なのか?訪ねます。和装はドレスと違い、全体的に衣装が重いので、体調が悪くないか聞いて、気をきかせましょう。

 

前撮り

前撮りする場合は、私の場合、美容.着付けスタッフが別にいらっしゃいましたので、予め打ち合わせして、体調の変化、衣装がきつくないか?ドレスでしたら、補正やサイズ調整、和装だったら着付けですね!

前撮りは1日かかるので、体調変化の慎重にならなければいけません。

※この前撮りの時点で私は当日、新婦様が妊娠何週目に入るのか、美容スタッフと打ち合わせします。

最終打ち合わせ

私が担当させて頂きました、妊娠の新婦様はプランナーとの打ち合わせの際、無理言ってでも、最初に衣装合わせに回してもらいました。

これは、前撮りの時もよりも、お腹も胸も出ていると思うので、補正確認は必ずしてきました。妊娠様の補正は特に難しく、大体がお腹に合わせて胸の方に補正入れるので、補正が苦しすぎても、緩すぎても活けません!新婦様に確認しつつ、サイズ調整していきます。

※補正が本当にあっているかは、新婦様に協力してもらい、少しドレスルームを歩き回ったり、軽く跳んでもらうこともしてもらいました。

そのでズレがなければ大丈夫だと思います。もし、ズレが生じれば補正し直しで、また帰り際に新婦様には申し訳ないですが、衣装の試着をしてもらいます。

当日

当日は美容フタッフがそばに仕えていますので、体調が悪くなったり、衣装がきつかったら、何時でも言うように新婦様につたえます。

新郎様には、いつも隣にいらっしゃるので、歩くときや階段などの段差があるときは手を差し伸べて、ゆっくり歩く事をおすすめして、伝えていました。もちろんアテンドや、プランナーも当日は近くにいますが、これから夫婦になりますし、なりより2人の結婚式なので、新郎様にやってもらうことを私は伝えていました。

 

【妊娠になっている新婦様と新郎様の注意点】

《結婚式での、お酒等はほぼ飲まないことを、はっきりいう。》

コレは妊娠していたら、お酒は飲めないのはもちろん、新郎様にも出来るだけ控えるようにつたえます。お酒の匂いだけでも酔う方はいらっしゃいます。なので結婚式と言う祝の場で、友人、相手のご家族、会社関係の方勧められても、形だけ飲むように私は伝えていました。

過去にコレは、お酒を飲みすぎて具合が悪くなった方がいらしゃったからです。なので私はこの話をお二方に話て、お酒は控える様につたえました。

 

まとめ

どうでしか?妊婦であらせる新婦様のドレス選びと言いましたが、ドレス選んだあとの補正と当日までの注意点まで伝えてしまいました。これは私がやってきたことであるので、他の式場ではわかりませんがプランナーに事細かに報告したり、妊娠しても楽しめる空間を作ることは意識していました。

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