皆さん、ドレスを選んで試着するときサイズが合う時、合わない時ってありませんでしたか?
でも、当日試着したら自分のサイズにぴったり!
これってどうやるのか?どうやって自分のサイズに補正を入れているか知っていますか? 今回は、結婚式衣装の補正とその注意点について書いていこうと思います。
まず補正の話の前に和装である、白無垢や色打掛、振り袖、黒留、色留袖、訪問着、紋付き袴、色紋付袴等、着物類の全般は補正は入れません。着物も裾が余っていたりしたら、美容スタッフ、または着付け師さんが裾を上げたりして上手に着付けてくれます!
補正を入れてるのはあくまで、ドレスやタキシードなど洋服系を入れていきます。
ドレスの補正と注意点
ドレスの補正は大体が胸元から腰のあたり、又は胸が大きい場合は腰のみ補正を入れます。補正を入れるときはバレない様に両脇にいれます。 入れたあとも、形が変にならないか?両脇同じくらいに補正入れて、ドレスがズレていないか?実際に体型が似たスタッフをモデルに試着してもらいます。そのときに補正部分が当たって痛いかどうかの確認もします。私の場合はそうやって補正を入れてきました。 最終打ち合わせのときに補正完了のドレスを試着してもらいますが、その時もキツくないか?何処か補正した箇所で当たって痛みがないかの確認もしていきます。今、上の文章で書いているのが妊娠などしていない新婦様のはなしです。
妊娠様になると、もっと補正も細かくなります。胸だけにいれるか?お腹の部分も少し入れるか?最終打ち合わせの最後まで時間を切り詰めて補正を入れていきます。
補正を入れることによって、当日、ドレスがズレる心配もありません。
当日ドレスがズレて途中退出される方も見てきましたが、やっぱり恥ずかしいですよね!自分で胸元を上げたり、隠したりしていた方も見て、私のお客様はそうゆう風にならないようにしっかり補正いれて当日楽しんてもらいたいです。
【注意点】
これは私が担当したお客様の誰しもやってもらってもいましたが、もしこれからドレス選びにあなる方は参考にしてみてください。
私はまず、補正完了後、新婦様に何処か痛い箇所はないか?苦しい、キツイ箇所はないか聞いていきます。
その後は、新郎様にサポートしてもらいながら、ドレスルームを歩いてもらったり、軽くジャンプしてもらい、ドレスがずれ落ちないか、新婦様と確認してこら当日に臨みます。
タキシードの補正
タキシードにも補正は入れていきます。タキシードは袖と裾ですね!
袖の場合は手首が見えるところまで曲げていきます。長すぎず、短すぎず、腕を曲げたときに、中のYシャツが少し見える事が私なるに良いと思っています。
裾は、足の踵と同じくらいに私は曲げてました。当日は靴を履きますが、若干ヒールがあるので、靴に合わせて補正していきました。こちらも長すぎず、短すぎず、長さを調整していきました。
タキシードの補正は、試着段階では外側に、曲げて何の位が丁度いいか調整していきますが、接客がおわったら、何の位が曲げたか測って内側に曲げて縫っていきます。
袖の場合は補正した事が回りにバレないためにボタンの位置も変えて縫っていってました。
タキシードのサイズを測るためにはまず、新郎様の身長を聞き出し、それからウエスト、肩幅、肩から腕の長さを測ってどのサイズのタキシードがいいか新郎様に言います。サイズ表があればそれを見ながら、先ほど書いた、ウエストなどを照らし合わせてもいいと思います。
タキシードのサイズはSサイズ、Mサイズ、Lサイズである会社もありますが、私のいた会社ではY 、A,AB,B、Oとありました。もちろんこれは私が務めていた会社の表記で他にもあります。
ちゃんとした表記が、ありますが私が接客したお客様を見たときは、自分なりの考えで
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- 細見…Y
- 少しガッチリ…A
- 肩広くてガッチリ…AB
- 少しふくよか…B
- ふくよか …O
こんな感じで最初は見ていきました。それからサイズを図り、サイズ表を照らし合わせて新郎様に渡していました。
最初は慣れないサイズの表記ではありましたが、接客していくうちに慣れて新郎様からサイズでの話題で悩み相談もされた事もあります。
新郎様の悩みの場合、かっこ良く着たいが自分が細身の身体だから、肩幅が広いから、上半身と下半身のサイズが合わないから、太っているから細く見せたい、等など色々聞きました。だからこそサイズを見て納得されるまでタキシードを選ぶお手伝いをさせていただきました。
【注意点】
もちろんタキシードにも注意点はあります。男性の場合、当日は髪のセットをするためにワックスを持ってこられます。
朝、美容室でセットされる方もいらっしゃいますが、控室でセットされる方もいらっしゃいます。そのときに私が必ず言っていることが、髪のセットをする場合、必ずタキシードを着る前にセットしてください。
ということです。これはタキシード着てからだとタキシードにワックスがついてシマウマからです。当日に付着したワックスを取ることは難しく、結婚式中そのワックスが付着したタキシードを羽織っていなければならないので、絶対にセットするときはタキシードを着る前にお願いしています。
※当日は新郎新婦、着替えやすように前開きの服装をお願いしています。
まとめ
どうでしたか?結構、私がしていた補正を事細かに書いて見ましたが、新郎様ののサイズ表記なんか意外ではありませんでしたか?この仕事は発見が色々ありますのでやりがいもありますよ。
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